キングオブウール「メリノ」、味わい深く紡ぎやすい「シュロプシャー」に続き、この冬ひつじやに十数年ぶりに入荷したウェンズリーディールです。

 


 

 

おそらくこの絵は夏か初秋あたりの姿かと思います。毛が短い!

冬から春先、毛刈り直前は地面に着くスレスレくらいまで伸びます。

 

 

加工もね…奥深い沼だよね…。

 

以下は

 これがベストな手順・方法やで!

ではなくて、

 私は試行錯誤の結果、今んとこ、こんなんでやってます

でしかありません。(どうかどうか誤解なきよう…!)

 

でも、十数年前にネットショップを始めたとき、こういう情報が手に入らなくて、ひどい写真を上げたこともありました。(現在進行形ですけどね…!)

 

例え今使わなくとも、知識の裏打ちは後々役に立つこともあります。

選択肢を広げる一端になれば幸いです。

 

 

 

本日は「ネットで商品を販売したいなあと考えている」方向けの記事でございます。

 

カメラが苦手で、苦手で、苦手で、でも諸事情(主に財布な…)からやむを得ず自分で撮影・加工しなければならない状況にある同志にお送りします。

 

 

自分の知らないことを知ることは楽しい。

 

しかしどっぷり浸かると「自分の持ってるネタのどれが、他の人にとって知らない=知ると楽しいこと、なのかがわからない」という状態に陥ります。

 

先日葉っぱ小屋さんで染めのお話をしたところ反応が良かったので、需要がなくてもアップ!(笑)

 

 

 

 

【羊毛(ウールトップやネップ、ウール毛糸)を染める場合】

 

ひつじやではウールはデルクス、ラナセット、イルガラン等のいわゆる「酸性染料」を使って染めています。

 

酸性染料とはなんぞや、というお話は大変難しくて私には説明できないのでググってみて(googleが開きます)くださいませ。化学ちゃんと勉強しておくんだった、と検索結果の文章を見るたび思います…。

 

手順としては

1. 染めるもの(ウールトップや毛糸)を前日からぬるま湯に漬けておく(湿潤)

2. 酸性染料をお湯で溶く

3. 染める鍋に羊毛がヒタヒタになるかならないかくらいの水を入れる(目分量)

4. 酢酸を少量加える(目分量)

5. 羊毛を鍋に入れて水量調整し、火(極弱火)にかける

6. 溶いておいた染料を加減を見ながら羊毛の上に落とす 乾くと一段階薄く明るくなるので注意

7. 羊毛が染料を吸いきったら(お湯に色がなくなったら)火を止めてそのまま放冷

8. 冷めたら洗濯機で脱水

9. ぬるま湯ですすぎ洗いを2回ほどして洗濯機で脱水

10. ハンガーにかけ、繊維をほぐすように広げて(フェルト化している部分を広げて)から干す

 

・火加減はずっと弱火。

・私は沢山の色を少ししか使わないので、染料は焼きプリンの空きカップなどを染料の数分用意して、色別に使い分けています。染め液が余ったら、ぶちまけない様箱に入れてそのまま保管(早めに使い切ったほうがいいとは思います)。

・鍋の水の量が多いと染料の混じったお湯が対流を起こして色が混じりやすいので、多色染めするなら水は少な目推奨。(単色でムラなく染めたいのであれば水と染料は多め)

・羊毛は冷めていく際に更に染料を吸います。希望の染まり具合になった時点で鍋からザルへ引上げて自然放冷、でも大丈夫。

・酢酸(目分量)ですが、モノの本によると「染めるものの5〜10%」とあります。あんまり多く入れると後々まで臭うので要注意。

・色止め剤は使っていません(一応持ってはいますが…)。それほど濃く染めていないせいか、これまで色落ちしたことはないです。(一応商品には「色落ちの可能性があります」と明記しております)

 

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羊毛染めはどうしても「フェルト化」という宿命と戦わざるを得ません。

 

羊毛がフェルト化する3つのポイントは「温度差」「振動」「アルカリショック」。

逆に言うとこの3つをやらなきゃフェルト化しない、のです。

 

・熱い羊毛に冷たい染め液は投入しない

・染めあがった熱い羊毛を冷たい水に投入しない

・熱い羊毛を触りすぎない

 

鍋染めの場合、一番面倒なのはやぱり温度差かな、と思います。

昔々のそのまた昔に受けた染めの講座で、「羊毛の場合、許される(フェルト化しない)温度差は5度以内」と聞いた記憶がうっすら…

 

また「濡れているときに触るとフェルト化する」という説もありますが、実感としては「あまり変わらない、かなあ?」という気がしています。

温く湿った状態で「揉む」とアウト(フェルト化待ったなし!)ですが、繊維をさばく程度であれば問題ないかな、と思います。むしろ濡れている(洗濯機脱水済み)状態のほうがほぐしやすい…。
 

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紡ぎ同様我流もいいところなので、「教わった方法と違う!」ということもあろうかと思いますが、まあご参考程度でよろしくお願い申し上げたく候。

 

ひつじやの手染めシルクレース糸を使って巻き玉を作ってみました。

 

試行錯誤中の試作ですので「これが正しい・効率よい作り方」ではございません。

是非とも色々お試しくださいませ。(そして私に教えてください・笑)

 

 

[用意するもの]

・ウッドビーズ

 私は100均(確かダイソー)の小さ目(直径約1cm)を使用

手染めシルクレース糸

 コットンでもおそらく問題なく出来るんですが、シルクの艶感てりてりぴかぴかが欲しかった

・毛糸針

 レース糸が通れば普通の縫い針でも大丈夫。ただ指に刺さると地味に痛いので、細めの毛糸針を選択

 

1.ウッドビーズのバリをとる

100均のウッドビーズは中心の穴がバリ(ささくれ)だらけの場合があります。あらかじめバリを取っておきましょう(ハサミの刃先や金属のやすりを突っ込んでぐりぐり回す、など)。

この手間を惜しむと作業中に糸が傷ついて、出来上がりの見栄えが悪くなります。

 

 

2.針にレース糸を通す

今回使用した直径約1cmのウッドビーズの場合だと、だいたい1.7〜2mほどで埋め尽くすことができました。みっちりびっしりぎっちり詰め詰めに巻きたい場合はもっと長く(3mくらい?)用意したほうが良いかも。

糸の端は2本揃えて玉結びしておきます。

 

 

3.巻いていく

穴に針を通し、抜けないように玉結びしておいた部分にくぐらせます。玉結びした部分は穴の中に隠れるように引き込みます。

 

その後はひたすらに糸を巻いていきます。

途中何度か穴の中で「既に巻いた糸」に針をくぐらせておくと糸が緩みにくいようです。

 

最後も何度か穴の中の糸にくぐらせて絡めて完了。

 

 

最後に結びも接着剤注入もしていませんが、今のところほどけてはいません。

もし不安であれば、Tピン通すときに接着剤を穴に流し込むと、より安全かもです。

 

 

[ベーシック]

和菓子の飴ちゃんぽく、筋状に色が入るのがカワイイ。

元の糸が多色のムラ染めなので糸を切り替えなくても色が変わっていきます。

【手染めシルクレース糸・011】使用。

 

[応用編]

【手染めシルクレース糸・014】を巻いたあと、爪の先でちょいちょいと隙間をあけて白【手染めシルクレース糸・000】をセット。色に差があるほどはっきりくっきりします。

 

 

[未解決な問題点]

穴の外径と玉の外径に差があるので、隙間なく埋めようとすると、どうやったって穴のふちは糸が重なります。どうやってクリアするのかなあ…?

Tピンに花座や菊座、ビーズなどをかましてから巻き玉を通すのであれば、穴は見えなくなるので気にしなくてよいのですが。

 

一番小さい花座でこんな感じ。

穴の中にもびっしり糸が入って(渡って)いるのでピンはグラつきません。むしろ力入れて押し込む感じ。

 

。o○。o○゚・*:.。. .。.:*・゜○o。○o。゚・*:.。. .。.:*・゜。o○。o○゚・*:.。.

 

 

いかがでしょう、参考になりましたでしょうか?

 

ひつじやの手染めレース糸は商用利用可&「ひつじや手染め糸」の表記不要、でございます。

 

作品にガンガン使ってくださいね!

 

イベント準備は忙しいわ、ネット販売の用意は追いついかないわ(orz)とグダグダ続きなのですが、「このままだとお蔵入りしてしまいそう…!」という危機感にかられブログ記事を先行公開いたします〜。

 

(2018.6.28追記:WebSHOPで販売開始しました! コットンレース糸シルクレース糸

 

 

 

手染めレース糸各種、今週末(6/8〜10)の「素材博覧会 KOBE2018」にも持参いたしますが、鎌倉御成通りの「葉っぱ小屋」さんにも置いていただいてます。

現在手元にある色は全て並べさせていただいてます。こちらも数量は限定なのでお早めに♪

 

 

気の向くままに野生の勘で染めているため、それぞれが一点もののメリノシュロプシャーの120g巻き。

 

「素材」ですので煮るなり焼くなりお好きにどうぞー! なのですが、紡いだ時の色の出し方についていくつかご案内いたします。

 

 

ひつじやの120g巻きから紡ぐ糸、トップ(スライバ―)の裂き方、幅、紡ぐ順番によってどんどん表情が変わります。

 

 

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まずは 【1】縦方向にそのまま紡ぐ 。

 

色の移り変わりが(細く裂いたときよりも)ゆっくりになります。

ただし、元の繊維の束が太い分、色ズレもおきやすい。(画像で言うと、赤がまだ手元に残っているのに紫が出始めちゃったり)

 

幅広のトップから紡ぐ場合には、事前にロービング(粗紡)を作っておくと紡ぐとき楽です。

 

繊維同士が離れるよう横方向によくほぐし、縦方向に手であらかた引き伸ばしたあと、DIZを使うと揃えやすい、ような気がします。(正直、元のトップが太いとロービングつくるのもひと手間ではあります。……まあ紡ぐ段階で苦労するか、紡ぐ前に苦労しておくか、の二択ですかねえ…)

 

(ひつじやオリジナルDIZ:イベント販売のみ)

 

 

出来上がった単糸を双糸にするときも何パターンかあります。

 

【1-1】別色(単色:白や黒、茶など)の単糸と撚り合わせて、色がゆったりと切り替わるムク糸にする。

(左から赤ピンク系の淡い色+白、淡いマルチカラー+薄グレー、ビビッドマルチカラー+白。一番右のビビッド+白は白単糸が細めのためカラーが強く出てしまいました。これが同じ太さや白が太くなると、また印象が変わります)

 

【1-2】別色(多色)の単糸と撚り合わせてみる

(左はまったく色目の違う単糸を撚り合わせ、右は差し色はあるものの同系色で撚り合わせ)

 

【1-3】2本どり双糸ではなく、単糸を3本撚りのナバホプライ(ナバホ撚り:1本の単糸を大きな鎖編みをしながら撚り合わせる)にする方法もあります。その場合単糸1本を撚り合わせるので、ムク糸よりも色の変化がはっきりと見えるかと思います。ただ3本撚りのため2本撚りよりも太くなるので、最初に紡ぐときの太さに注意。

 

 

 

次に 【2】縦方向に2分割して紡ぐ 方法。

 

【2-1】同じ方向に紡ぐ ケースと、

 

【2-2】2番目は逆方向から紡ぐ ケースがあります。

 

 

【2-1】の場合は【1】と同様に撚り合わせで変化が生じます。

【2-2】の場合、紡ぎ終わった単糸をいったん玉巻きし、両端(紡ぎはじめと紡ぎ終わり)を揃えて2本撚り合わせにすることができます。こうすると最初のスライバ―(トップ)の色の遷移そのままの双糸が出来上がります。(ただ、これを成立させるためには正確に2分割し、かつ双方が同じ長さに紡げていなければならないので、なかなかに難しいのですが…)

 

 

 

上記写真は120g巻きのサンプルとして作成した、三日月(猫の爪)形ショールとその両端です(あえて晒します・笑)

【2-2】の方法で単糸を紡ぎ、はじめとおわりを揃えて2本撚り双糸にしました。

 

右の写真の上は撚り合わせスタートの部分、下は折り返し(撚り合わせ終わり)の部分です。スタート時は色が揃っているのではっきりした色ですが、折り返し部分は揃わなかったため曖昧な色になっています。

 

このサンプル(ショール)はイベント参加時に「メリノ120g使用例」として持参していますので、どうぞ機会がありましたら実物をご覧ください。(出店予定イベントはひつじやトップページ http://www.hitsuji-ya.com に掲載しております)※持参していない場合もあります。

 

 

 

 

【3】色をコロコロと切り替えたい場合。

 

縦方向に細く細く裂き、紡ぐ。この時もすべて同じ方向に色を出す、また交互に向きを変えるなどバリエーションは豊富です。

 

 

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これはあくまで「羊毛」で「1本のトップ」から「同じ太さ」に紡ぐ、に限定した話なので、更に「細く裂いて白(黒や茶でも)とカラーを交互に紡ぎ、更に白と撚り合わせてところどころムク糸になるようにする」とか「撚り合わせに真綿から紡いだ絹紡糸を使う」とか「ノットヤーンでこぶを作る」とか「スラブに紡いで細い糸に絡める」とか、バリエーションは本当に本当に様々です。

糸紡ぎの可能性は無限大!

 

 

…こうやって文字にすると、糸作るとこから始めるということが「本当に際限ねえ世界…(遠い目)」と思い知らされます。

 

が、これこそが「糸作りからのモノづくり」の面白さかな、とも思います。

この楽しさを知っちゃうと、市販の糸ではちょおっと物足りなくなっちゃうんですよねえええ。

 

 

 

まあまあまあ楽しいから一回やってみそ♪ と羊沼にハマったっきり抜け出る気がない人間は軽く言ってみますハイ。

 

 

本日「染め真綿」各色をアップしました。

ひつじやでは国産の「近江真綿」をご用意しております。

 

真綿というのも、これがまたなかなかに面白い&応用範囲の広い素材の一つです。

固まっているフチをほぐしてから繊維を引き出し、紡毛機で撚りをかけて糸を紡ぐこともできます。(なんたって繊維が繋がっているので、糸に紡ぐのは簡単です。両手を使うので、スピンドルではちょっと難しいですが…)

 

また石鹸水フェルトのベース(下地)に使うこともできます。真綿をネット状に広げることでウールを下支えし、ウールを薄くしても崩れにくい(抜けにくい)のです。

 

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今回石鹸水フェルト使用時の参考に、と「染め真綿とメリノで薄手マフラー」のサンプルを作ってみました。

超超ざっくりした説明ですが、作品作りのヒントになれば幸いです。

 

 

 

真綿に限らずシルクはとても暖かい素材です。なので、ウールが極限まで薄いのにとても暖か&肌あたりも抜群。(手指が荒れてると繊維がひっかかりますが…)

軽やかで爽やかな色を選ぶと春先に巻いていても違和感なし。

青系統の色を使ってもっと幅広くすると、夏の冷房除けにもいい感じです。

 

【用意したもの】

型紙は30cmx180cmでしたが、出来上がりは15~22cmx140cmになりました。

 

【ざっくりした手順】

  1. 真綿を薄く剥いで必要な枚数に分ける(今回は3gを6枚に分割)
  2. フチをよくほぐして、ビニールシートの上に1枚30cmx30cmくらいに広げる
  3. 2.を繰り返して6枚を一列に並べる(隣り合った真綿はほんの少し重ねる)
  4. 真綿の上にメリノ60sを薄く薄くのせる(30cm四方の真綿1枚に対してメリノ3g弱)
  5. フェルト化させる

 

【注意点】

・真綿は力を入れて引っ張ると割とどこまでも広がります。

が、広げ過ぎると羊毛を支える下地としての役割がアヤしくなるので、私は25cm四方→30cm四方くらいにしました。もう少し広げても良かったかな、と思っています。まあ、この辺りはお好みで。

均一には広がらない(どうしても厚い薄いが生じる)ので、偏りをなくしたり、逆に偏りを作って真綿の色を濃く出したり、加減してみてください。

広げる作業は一人ではなかなか難しいかもしれません。もしどうしても人手がない場合はビニールシートの下に段ボールを敷いておいて、一辺を広げたら両端二か所を画鋲でとめる→残り三辺を広げる、という方法が良いかもしれません。

 

・羊毛は極限まで薄く、と思って、今回は2層(縦1回横1回)にしました。

置き始めの最初あたりは良かったのですが、途中から羊毛の置き方が粗くなったよう(集中力がログアウトした…)で穴が開いてしまいました。

 

ただ、全面がこういう感じであるならそれはそれでいい感じでは、とも思う(ポジティブシンキング!)ので、これもまたお好みで。最初から穴あり想定の場合は、もっと羊毛を減らしてもいけそうだな、と思います。

 

・手荒れしていると真綿も羊毛もひっかかります。作業前にはハンドクリーム等をよくすり込んでピカピカつるりにしておきましょう。

 

・今回「良い部分も悪い部分も全部晒す」ということで、端っこはあまり処理しませんでした。

はみ出していた羊毛がこすっているうちに内側外側に巻き上がり、厚くなっています。下の写真だとオリーブ色の下あたりが羊毛がまくれあがってダマになってしまってますね。

本格的にフェルト化させる前に、端っこのはみ出た(余計な)羊毛を切り落とす等すると比較的輪郭が綺麗に仕上がると思います。

 

・フチをフリル状にする場合はマフラーの中心は伸ばさず、フチだけを伸ばし気味にぎゅうっとアイロンかけると可愛いく波打ちます。

今回はできるだけ平滑にしたかったので、仕上げのアイロン時に上下左右かなり力を入れて引っ張って、全体を伸ばしています。

 

 

【こういうコトもできるかもですよ】

・2層で重ねるウール、一層目と二層目で色を変えてみる

・未染色真綿+染めメリノで重ねてみる

・真綿と羊毛の色を同じ系統にまとめる

・あえて真綿と羊毛は別の色にする
・両面真綿にして、ウールをサンドしてみる

・真綿を正方形ではなく長方形にして幅広ストライプっぽくしてみる

・真綿の色を全然系統違う色にしてみる

等々…

 

可能性はまだまだまだまだいくらでもありますね。奥深さが恐ろしいですが…

ぜひお試しください♪(そしてチャレンジしてみたら、ぜひぜひ私に写真と感想をください・笑)

 

イベントでの人気者「手染めウールネップ」。

 

 

 

 

色のバリエーションも豊富でお手頃価格、ということで多くの方にご好評頂いているコヤツですが、同時によく聞かれるのは

 

「…これはナニ? どう使うもの?」

 

………そーですよねー! 正体不明ですよねー!

 

 

 

 

ということで、改めて代表的な使い方をご案内いたします。

 

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■レジンに沈める 

 

 

もとがほわほわの羊毛ですから、くっきりとはしておらず、ぼんやりと滲むようなラインになります。

 

【拡大】

 

私もレジンは遊びでしかやったことがないので、あまり有用なアドバイスはできないのですが…。

・濡れるので一段階色が濃くなります。

・空気を含んでいるので、気泡が付きやすいです。(写真を見ると一目瞭然…)

 

粒ごとに色が違うのをみっちり敷き詰めたりすると、また不思議な雰囲気が出るかもしれません。

(誰か作って! そして私に見せて!)(他力本願)

 

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■石鹸水フェルトのとき、模様として使う 

 

 

置き方としては2パターン考えられます。

まずは羊毛の「下」にネップを置いてからフェルト化する方法。(上記写真はこの方法)

利点としては直接手がネップに触れないので、ずれない。しっかりフェルト化させることができる。

デメリットは作業中見えないので、正しく配置できたかどうかは見てからのお楽しみになる、でしょうか。

 

 

逆に、羊毛の「上」にネップを置く方法。

 

……実は、私はこの方法はあまりおススメしておりません。

 

作業する方の「上手下手」もありますが、下手な私がやると「ずれます」。

羊毛にネップがしっかりくっつく以前に、手にネップの凹凸があたって移動してしまうみたいです。

 

ずれないようにするコツってあるのかなあ?? 要研究です。

 

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■ニードルフェルトで模様に使う 

 

ちょこっと注意が必要です。

 

ニードルフェルトはふわふわの繊維を針の返しにひっかけてベースへと絡み留めていきます。(ニードルの仕組みについての参考記事:ひつじやブログ「ふとん綿はニードルフェルトの材料として使えるの?」

 

なので、ネップの中でもフェルト化の甘い、ふわふわ繊維がいっぱい出ている粒を選んでください。

きっちりフェルト化が進んでいる粒は繊維に遊びがないので、いくら突いてもベースに絡み(固着)ません。

 

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■羊毛に混ぜて紡ぐ 

 

 

わりと王道の使い方かと思いきや、これもまた注意が必要です。

 

羊毛や綿は、細くきりっと紡ぐと取り切れなかったゴミ(草や種の欠片など)がピンっと弾け飛ばされることがあります。

これはネップにも適用されてしまいます。

 

なのでネップヤーンを紡ぐときは、

・よくよくよ〜く混ぜ込んで、ベースの羊毛に馴染ませる

・あまり細く、きりっと紡がない

 

また出来上がったネップ入り単糸を別糸で押さえるのも手かと。

 

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■ミシン糸等で縫い留める 

 

 

 

この方法だと粒が潰れません。ベースの上にぽつぽつと凸凹をキープした状態で、自分の狙ったところに狙った粒が置けます。

若干糸切れや粒の崩壊など耐久性に不安がありますが、今のところは問題なく使えております。

 

写真では白いミシン糸を使い、見えないように縫い留めています。

透明なミシン糸を使ったり、光沢の美しい釜糸(日本刺繍用の絹糸)や金糸銀糸などで糸を見せるように留めても良いアクセントになりそうです。

 

 

 

上記はあくまで参考例、どのようにして使っていただいても大丈夫です!

土台に接着剤を塗りこめておき、植毛するようにネップを植え込む、というお客様もいらっしゃいました。

 

ぜひぜひ色んな使い方を発見してみてください♪

(そして私に教えてください・笑)

 

 

むか〜しむかしのそのまた昔、スピンドルといえば木製の、円盤が下にあるドロップスピンドルもしくはサポートスピンドル(それぞれInstagramが開きます)くらいしか見当たりませんでした。(当時の私に英語のソースにあたる、という知恵がなかったせいもあります)

 

今はロシアンスピンドルスコティッシュスピンドルターキッシュスピンドル(それぞれInstagramが開きます)、精緻な木彫を施したものやレーザー彫刻が施されたもの、樹脂にドライフラワーやビーズを閉じ込めたもの、3Dプリンタで出力しているもの等々、世界各地で独自の進化を遂げた、様々なスタイルのスピンドルが、SNSの発達に伴ってどんどん日本デビューを果たしています。

 

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