- 2017.12.18 Monday
Pinkoi クリスマスパーティ 2017 & スパンと熱量
先週末は渋谷で行われたPinkoiさんのクリスマスパーティに参加してきました。
(写真をね……一枚もね……撮ってこなかったのね………)
渋谷でクリパ、わたくしの人生にこれまでひとっかけらも存在しなかったオプションです。
そしたら京浜東北線の架線ブッ千切れて東海道線止まるしー、横浜で電車回送にチェンジしちゃうしー、余裕見て出かけたのに渋谷到着ギリギリだったしー
同じテーブルのNEKI NEKIさん(Pinkoiのスタッフさんに羊毛繋がりでご紹介いただきました)、hina工作室さん(終了後渋谷駅までご一緒していただいたのですが、後でPinkoiのショップページ見てべっくらこきました。超人気ショップさんだった…)と若干の毒を孕みつつ、な話をたくさんさせていただきました。
PinkoijpのInstagramライブ動画、多分私たち三人の大笑いしてる声が入っていただろうと思います・笑
‥…━━ *‥…━━ * ‥…━━ * ‥…━━ * ‥…━━ *
糸偏界隈の皆様というのは、基本スパンが長いのです。
糸紡ぎ機織り30年40年という方がごくごく当たり前にいらっしゃるし、作品を作るときは半年〜1年2年計画でたてていることも多い。
だから、なんというか「来年も再来年も、この人は機織りや手紡ぎをしているし、10年後20年後も多分そうだ」という暗黙の了解という感じというか、「よほどのことがなければ、辞めてない」という大前提がある。気がする。
理由は色々あって、特に機織りはどうしたって「イニシャルコスト」が大きい。
機を買う、糸を揃える、機まわりの機材を買う、等々「自宅で機織りをするための環境」を整えるために費やすコストは、正直レジンやフェルトのそれとは比較にならない。(あくまで初期コストの話)
故に「そこまで費やしたんだんだから、ちょっとやそっとじゃ辞められないでしょ?」と。
「辞める気ないから、そこまで突っ込んだんでしょ?」とも。
そういう環境が「私の当たり前」だったので、そういうしがらみ(というと語弊があるかな)の少ない方々とお話すると、そのスピード感というか、糸偏界隈とは違う「短いスパンに、ぎゅうっと詰め込む」感覚に揺さぶられる。
海辺で、引き波に足元の砂ごと沖の方へ持っていかれるような感じ。抗えないわけではないけれど、大きいうねりを体感する、というか。
ついうっかりオノレと比較して「…私なんにもできてないじゃーん!」と焦るのも事実なので、あまりそれに引っ張られ過ぎるのも良くないのだろうな、と思いつつ、この熱量は「煽られ」ます。
いやはや、面白い感覚です。
パーティでそんなことを思いながら飲んだり食べたり笑ったりしてきました。
‥…━━ *‥…━━ * ‥…━━ * ‥…━━ * ‥…━━ *
さて、今年もそろそろ終わりが見えてきました。
気を抜かず、無事に一年を締めくくりたいものです。
- 日々
- 17:00
- comments(0)
- -
- by ひつじや てる