加工もね…奥深い沼だよね…。

 

以下は

 これがベストな手順・方法やで!

ではなくて、

 私は試行錯誤の結果、今んとこ、こんなんでやってます

でしかありません。(どうかどうか誤解なきよう…!)

 

でも、十数年前にネットショップを始めたとき、こういう情報が手に入らなくて、ひどい写真を上げたこともありました。(現在進行形ですけどね…!)

 

例え今使わなくとも、知識の裏打ちは後々役に立つこともあります。

選択肢を広げる一端になれば幸いです。

 

 

 

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■写真加工ソフト:Paintgraphic2 Pro

 

がっつり加工してます。

サイズはもとより、白が白に写らない(いわゆる「色かぶり」)の補正、明るさが足りない等々。

 

もちろんカメラ側で美しく撮れるようパラメータ設定すればよいのですが、何度かやって自分で「???」とわからなくなったので、さっくり諦めてソフトウェアでの加工にしました。諦め肝要! 出来ないもんは出来ない! 仕方ない!

カメラをちゃんと調節できる方は、できるだけカメラ側で調節なさったほうが良いです。私はどこのパラメータをどういじったか、いじった結果どうなったかを管理運用する能力に著しく欠けておるのです…見えてる写真をいじるほうが楽だったんです…


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同じようなカットで撮った写真をソフト(Paintgraphic)でばばっと開いて、一番ピントが合っていて質感が良さそうな写真を使います。所詮へっぽこ、どんぐりの背比べですが、せめて「ボケていないもの」「多少なりとも見栄えのよいもの」を選びたいじゃありませんか。

 

 

施す加工はまず「傾き調整」。

画のなかにがっつり水平の線(例えばテーブルと壁の境目等)がある場合は、きちんと水平になるよう角度調整します。

 

前回の機材編でアップしたカメラの写真、実は元はこう。微妙に左あがり・右下がりになっています。

 

上に1枚透明レイヤーを置いて、ガイドになる赤線を水平にひきます。(ガイド線はあとで消すので、必ず別レイヤーにしてね!)

びみょーに、ビミョーに傾いているのが分かります。

 

赤ガイド線に合わせて、下の写真を少し回転させます。

 

ちゃんと水平にできたら、赤ガイド線のあるレイヤーを非表示or削除します。

 

回転させたことで四隅に「空白(透明)」ができています。

後ほどこの空白を削除しつつ、うまいこと正方形になるよう周囲をカットします。

 

 

正直、どこまで効いてるのかは不明ではあるんですが、水平垂直はきちんととりましょう、とプロの方もおっしゃっていました。

ぱぱーんと素敵な写真を撮るテクニックがない以上、「よろしくない部分をできるだけ潰す」ようにしています。

 

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次に「サイズ変更」。

 

マウスでだいたいの「こんな構図・画」というサイズ(縦横ともに1500px以下にならないよう&正方形に近く)を大雑把トリミング。

中心に対象物が来るように、また上下左右の余白のバランスを取りながら作業します。

 

更に[画像サイズ]で正方形になるよう整えます。(私は短い辺に合わせて長い辺を切り取ることが多いです)

1500px四方に縮小します。

 

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次に[フィルタ]-[色調]で「明るさ・コントラスト」や「ホワイトバランス」を調整していきます。

 

多分ここらがキモなんですが、好みもありますし、元の写真にもかなり左右されます。

 

私自身はわりと明るめにしています。

当初明るさやコントラストをかける度合いに悩みましたが、minneやCreemaなどで他の方々の写真を一覧で見て、自分自身の「目が惹かれる」写真の条件を探りました。その結果、私自身は「あまり光と影の差(コントラスト)がきつくない」「明るい」写真に目が留まることに気が付いたんですね。その明るさやコントラスト具合を自分の中での「基準」にしました。

…というとすごく偉そうで面倒そうですが、「やりすぎない範囲内で自分がいいなあ好きだなあと感じるよう」収めている、だけの話です。

 

色んな人の色んな写真が並ぶ「一覧」画面は、勉強というか「自分の嗜好」を明確にするのに役立ちます。ご自身のジャンルの、他の方の作品写真一覧を眺めて「光の加減」「コントラストの加減」「構図」を勉強するのはアリアリです。おススメ。

「目がとまる」「惹かれる」ものを複数ピックアップして共通項を探すと、自分なりの「目標」や「合格ライン」が見えてくるかと思います。

 

 

ホワイトバランスは背景の白い紙が「ちゃんと白くなるよう」が一つの目安です。

またアップしたあと、商品写真が横並びになったときの「白の見え方」でホワイトバランスの修正をかけることもあります。

 

 

で、縮小することで多少画像がボケるので、最後に[アンシャープマスク]をかける。

 

 

…Paintgraphicは安価な割に良くできたソフトなので、「レベル補正」や「トーンカーブ」もできます。

できますけど、加工は凝り始めると「ドツボにハマりやすい」沼です。

 

どれが「良い」状態なのか、そもそも「良い」状態とはなんなのか、自分が望む画とはなんだったのか、等々。

この穴に落ちると、たかが1500pxの写真一枚に30分〜1時間吸い込まれていくことすらあります。

 

凝りすぎるのは、正直おススメいたしません。それは修羅の道よ…

 

冷静に考えてみましょう。あなたはネットショップで商品を買うときに、写真のどこを見ていますか?

写真をそこまで、拡大して、まじまじと見ていますかね? 私は見ていません(きっぱり)。

 

ですので、私が行うのは「ホワイトバランス」「明るさ・コントラスト」「アンシャープマスク」のみとしています。

それで補正しきれなかったら、そりゃもう元の写真が悪すぎるってことなので、諦めてもっかい撮影します。

 

 

※Paintgraphicの最新版は4みたいなので、多少メニュー構成が違っているかもしれません。

お値段以上な優秀なソフトで、愛用しています。もちろんPhotoshopのほうが高性能ですが、商品用の写真加工程度にしか使わないならおススメ。

 

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・小さいものは手のひらに乗せて写すと、「思ってたのより大きい/小さい」問題がおこりにくいようです。

説明文にサイズ表記は必須ですが、普通、人はあまり1センチを意識して生活していないです。無意識のうちに「これくらいの大きさだったらいいな」で想定している、と思って対処したほうが安全。

 

 

 

…しかしこの方法は一人で撮影しているときはなかなかに難しゅうございましたよ。

カメラは三脚に設置。手をうーんと伸ばして半シャッターでピント合わせ。短時間タイマー(4秒)で撮影。で何枚も撮って1枚成功したらラッキ―、な感じデシタ。

 

 

・Etsyなど海外販路を想定した場合、長さや重さの規格が異なる場合があります。アメリカさんは早くメートル法の世界に来い…!

日本であれば「ああ、この写真の目盛りで1cmね」と理解してもらえますが、ヤード・ポンドの国では理解されません。なので私は物差しに「cm」とシールを貼って写真に入れるようにしています。

(cmとinchの両方刻まれている物差しが欲しくて探したんですが、inchは日本では長さの規格として認められていないのでそういう物差しは計量法あたりにひっかかって作れない、らしいです)

 


・商品の下に引く紙、ひつじやでは白で統一しています。白いものを撮影する場合のみ、クラフト紙(茶)やグレー(画用紙)などにチェンジ。ただでさえ色がバラバラなので、背景まで変えてしまうとえらいこっちゃに…。

あとは背景の白をホワイトバランスの目安にもしています。

 

 

・これも好き好きではあるのですが、同じ商品色違いの場合、撮影する構図はあまり変えないほうがいいのかなあ、と思っています。(うちは素材なので特に…)

メリノやシュロプシャーの120g巻きは「巻いた丸い状態」「斜め横からアップ」「少しほどいた長い状態」という3カットを基本と決めています。これまでの試行錯誤の結果ですが、正直「どういう構図にしようかな」と迷う時間が惜しい(笑)。十個二十個と連続して作業するので、悩むポイントを作らないようにしています。

 

  

 

 

このあたり(構図)はご自身の作品によって変わってくるかな、と。

 

羊毛や糸、道具というのは「素材」なので着用イメージとかは不要なわけです。あくまで単体、色味、色の出方、素材の質感、そういうあたりが重要。

 

キーホルダーとか「鞄につける」の場合、「その鞄の大きさはどれくらいなんだ」ということになっちゃうんですよねえ…。そうすると鞄よりもiPhoneとか、全員の認識してる大きさが一致しているアイテムがいいんだけど、iPhoneですらサイズが一つではないという……。同様にコインも国によって大きさ違うのでおススメしません。

 

そうなると、国を超えてもほぼ共通の大きさって「人間の手」なのかなあ、と思うのです。違っても5cmも変わることはないですからねえ。


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プロの(雑誌などに載るような)商品の撮影をなさるプロカメラマンさんはそりゃあそりゃあ神経使って三脚で角度バッチリ照明きっちりで撮影なさるとうかがいました。

うん、それがお商売であり、それだけのクオリティを要求されているなら、そこまで手が込むのは当然です。

 

でも、作家さんはそこまで写真に時間も手間も割けないと思うのです。

 

私は羊毛や毛糸を染めて紡いで売るのが「メイン」であって、写真撮影はそれに付随してやらなきゃいけない「サブ」。

サブであるなら、「いかに効率よく済ませるか」と「妥協」は必須です。

 

「仕方ない」である程度割り切ることは必要かと思います。

手間暇や時間というリソースは有限なのです。

 

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で。

あれこれ書きましたけれども、あんまり難しく考える必要はないかと思います。

 

ネットのいいとこは印刷物と違って「いつでもアップデート(差替)可能」というとこです。

一回上げたあとでも、納得いかなかったら後で写真差し替えちゃえば良いのです! 私も通年鋭意差し替え中ですアレとかコレとか…!

 

 

正直撮影も加工もおっくうです。わかるわかる超わかる。

環境作って撮影して加工してアップして……そういうことするくらいなら、染めてたい紡いでたい編んでたい。わかるわかる超わかる…!

 

 

でも、ちょっと、小さくても一歩踏み出したいの!となると、避けては通れない道でもあります。

 

撮影から加工に至る道筋を作るまでは本当にしんどいですが、一回「自分なりの道筋」を作ってしまえば後は結構省エネモードでも回せるようになります。

 

頑張ろう頑張りましょう!!

 

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